昔ばなし大学ハンドブック
昔ばなし大学ハンドブック
によって 小澤俊夫
昔ばなし大学ハンドブック - 素晴らしい作家の小澤俊夫が美しい昔ばなし大学ハンドブックの本を書いています。 心配しないでください。昔ばなし大学ハンドブックの件名はページごとに読むのがとても興味深いです。 この本には224ページページあります。 あなたが読むのに退屈を感じることはないと思います。 この素晴らしい本は、大手メーカー読書サポート (2016/3/1)から出版されています。 昔ばなし大学ハンドブックを読むと、あなたの人生がより楽しくなります。 コンテンツの背後にあるアイデアをお楽しみいただけます。 すぐに昔ばなし大学ハンドブックをノートパソコンに簡単にダウンロードしてください。
内容紹介 「昔ばなし大学」基礎コースのエッセンスが、本になりました。昔ばなしからのメッセージ、語り口の法則、土地言葉による「語り」のポイントなどが、豊富な事例とともにわかりやすく解説されています。昔ばなしを学ぼうとする、すべての人の必携書。昔ばなし研究の第一人者・小澤俊夫の60年の活動が凝縮された一冊です。 内容(「BOOK」データベースより) 「昔ばなし大学」基礎コースのエッセンス。昔ばなしからのメッセージ、語り口の法則、土地言葉による「語り」のポイントなどを、豊富な事例とともにわかりやすく解説。昔ばなし研究の第一人者の、60年間の活動が凝縮された一冊。 著者について 小澤昔ばなし研究所所長、筑波大学名誉教授。1992年より全国各地で「昔ばなし大学」を主催。また、季刊誌「子どもと昔話」を刊行し、独自の昔ばなし研究と実践を展開している。2007年、ヨーロッパ・メルヒェン賞を受賞。『昔話からのメッセージ ろばの子』(小澤昔ばなし研究所)、『昔話の語法』(福音館書店)など著書多数。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 小澤/俊夫 小澤昔ばなし研究所所長、筑波大学名誉教授。1992年より全国各地で「昔ばなし大学」を主宰。季刊誌「子どもと昔話」を刊行し、独自の昔ばなし研究と実践を展開している。2007年、ヨーロッパ・メルヒェン賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
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著者は「メルヒェンと呼ばれる口承伝承による昔話の研究(を)特に専門」とするドイツ文学者(ウィキペディア)。当該書籍は、著者が開設した講座「昔ばなし大学」のエッセンスを伝える本。昔ばなしの内容・メッセージそのものよりも、その語り口、語る方法に着目した書籍。《昔ばなし大学の目的とするところは、「学ぶ人が、昔話本や昔話絵本の良し悪しを見分ける耳と目を養うこと」にあり》、そのためには《そもそも昔話とは何か》、《そして特に、昔話の語り口は本来いかなるものなのか、という具体的な問題に取り組まなければならない》と、著者は述べる。そのようにして吟味すると、《グリム童話は常に人気がありながら、ディズニー絵本などによって、極めて歪められている》ことに気づくことになる。元来伝えられるべきことを伝えそこなっていることを悟ることになる。語り伝えられてきた昔話の個々の「語り口」を調べていくと、そこにはある法則性が見出される。著者は、スイスのマックス・リュティの理論は、日本の昔ばなしにも適用できるという。ヨーロッパの昔話も日本の昔話も共通するものがあるということだ。それには、「一次元性」「平面性」「抽象性」「数の固定性」「言い回しの固定性」「孤立性と普遍的結合の可能性」「純化と含世界性」などがある。そのように記すとたいへん難しそうだが、たいへん丁寧にやさしく繰り返し解説されている。その際、具体的に、グリム童話の『白雪姫』『ホレばあさん』などが用いられる。長く読み継がれ語り継がれる昔ばなしのメッセージ・内容が、名称を変えて広く諸国に見出されることについては、ユングの「集合的無意識」や「元型」との関連で論じられた書籍を見出すことができるが、その「語り口」の共通性に着目した本は(当方にとって)はじめてで、興味深く読むことができた。昔話を子どもに語り聞かせることを願う方や昔ばなしを発掘し、再話しようとする方にとってだけでなく、口承文藝一般に興味ある方にとっても有用だと思う。
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