一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)

一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)

によって 新谷隆史

一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書) - 一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には371ページあります。 一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)は光文社 (2018/7/18)によって公開されています。 この本は2018/7/18に発行されます。 一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)をダウンロードできます。
内容紹介 生物学者・福岡伸一氏推薦!! 現代人がなぜ太るのかを徹底的に解説した一冊。 本書をよく読めば、「太る」から解放されること間違いなし。 ◎ 内容紹介 「太るのはイヤ」と思っている人は多い。 また、一度太るとなかなか痩せられないと実感している方も多いのではないだろうか。 いつか痩せると思って昔の洋服をとっておいても、結局、着ることができないといった……。 肥満そのものは病気ではない。 しかし、糖尿病や高血圧、高脂血症を始め、 肥満は様々な疾患の原因になっているだけでなく、心筋梗塞や脳卒中など、死と隣り合わせの重篤な疾患を引き起こす。 そして現在、日本や世界では、「健康を損なう肥満」が蔓延しつつある。 本書では、基礎生物学の研究者が最新の知見を紹介。肥満が引き起こされる仕組み、 美味しいものが認識される仕組み、食欲が生み出される仕組みなどを明らかにしながら、 私たちが健康に生きるためのヒントを提示する。 ◎ 目次 まえがき 第1章 太るとなぜ病気になるのか? 1・1 肥満とは何か 1・2 増え続ける肥満 1・3 肥満で病気になるわけ 1・4 糖尿病 1・5 高血圧 1・6 高脂血症(脂質異常症) 1・7 メタボリックシンドローム 第2章 美味しさを感じる仕組み 2・1 美味しさの研究とは 2・2 味を感じる仕組み 2・3 甘味 2・4 うま味 2・5 酸味 2・6 苦味 2・7 塩味 2・8 基本味以外の味 2・9 嗅覚 2・10 五感と情報で味わう美味しさ 第3章 食欲が生まれる仕組み 3・1 恒常性の食欲と快楽性の食欲 3・2 レプチンが恒常性の食欲をコントロールする 3・3 胃と腸が毎日の食欲の源 3・4 役割分担する脳 3・5 情動はよりよく生きるための指針 3・6 肥満を生み出す報酬系回路 3・7 快楽性の食欲が生まれる仕組み 第4章 美味しさを支配しよう 4・1 砂糖と脂肪の危険な誘惑 4・2 人類は砂糖に支配されている 4・3 脂肪の摂り過ぎが肥満をまねく 4・4 肥満やメタボリックシンドロームにならないための食事 4・5 米は危険な食品か? 4・6 太らないための行動学 4・7 太らないための運動学 4・8 太らずに健康に生きるための脳科学 あとがき ◎ 著者プロフィール 新谷隆史(しんたにたかふみ) 1966年京都府生まれ。基礎生物学研究所統合神経生物学研究部門准教授。 京都大学農学部食品工学科卒業。総合研究大学院大学生命科学科博士課程修了。博士(理学)。 基礎生物学研究所感覚情報処理研究部門助手、同研究所統合神経生物研究部門助教を経て現職。 分子生物学及び生化学の解析技術を用いて、脳の形成機構、視覚神経回路の形成機構、記憶・学習の制御機構の解明に取り組んできた。 現在は食欲の制御機構と肥満にともなって生じる病態の分子機構を明らかにする研究を進めている。 本書が初の単著。 内容(「BOOK」データベースより) 「太るのはイヤ」と思っている人は多い。また、一度太るとなかなか痩せられないと実感している方も多いのではないだろうか。いつか痩せると思って昔の洋服をとっておいても、結局、着ることができないといった…。肥満そのものは病気ではない。しかし、糖尿病や高血圧、高脂血症を始め、肥満は様々な疾患の原因になっているだけでなく、心筋梗塞や脳卒中など、死と隣り合わせの重篤な疾患を引き起こす。そして現在、日本や世界では、「健康を損なう肥満」が蔓延しつつある。本書では、基礎生物学の研究者が最新の知見を紹介。肥満が引き起こされる仕組み、美味しいものが認識される仕組み、食欲が生み出される仕組みなどを明らかにしながら、私たちが健康に生きるためのヒントを提示する。 商品の説明をすべて表示する

一度太るとなぜ痩せにくい? 食欲と肥満の科学 (光文社新書)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
この本が扱っている内容の広さと深さにびっくりした。各章ごとで一冊の本が書けるかと思うくらいの情報量で、すぐに読めるかと思ったが、じっくり読まないと損をすると思った。第一章は太ると病気になる理由が書かれている。脂肪細胞の炎症でインスリン抵抗性が起こって、それが糖尿病、高血圧、脂質異常症の原因になっていることが順を追って述べられている。第二章は味覚と嗅覚の話。体に役に立つものを見つけるために味覚が進化してきたことや、味覚と嗅覚が全く異なるシステムを使っていることが分かる。動物によっては必要ない味覚を捨ててしまったことや、一度捨てたものを必要になって再び獲得した話には驚いた。第三章は脳で食欲が生まれる仕組み。おそらく著者の専門分野であろうか、この本でいちばん面白い章だった。世の中の情報では理解できず、今までモヤモヤとしていたことが理解できた。複雑な脳だが食欲が生まれる仕組みがよく分かった。また、肥満は依存症か、女性アスリートが無月経になりやすいのはレプチンが出なくなるという話も面白かった。第一章から第三章が体の内側のことで、第四章は現代の食環境が体に与える影響について述べている。砂糖と油が健康に良くないことがよく分かった。そして日本人の油の摂取量がどんどん増えているということがとても印象に残った。沖縄は日本で一番の長寿県だと思っていたが、こんなことになっているとは思わなかった。この章を読んでからもう一度第一章を読むと、甘いものと油の多いものは避けようと強く思う。研究者なんて専門バカだと思っていたが、広い視野を持っている人がいたことに驚いた。本書が著者の処女作らしいが、次の著作にも期待したい。そしてメタボリックシンドロームの薬の開発も頑張ってほしい。

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